この記事書いた人
出身大学:慶應義塾大学
略歴:大学時代から中学受験の指導に携わる。
アルバイトでありながら、
オリジナル教材の作成や有名校の過去問研究に精を出し、
校舎の国語授業の満足度ランキング一位を獲得する。
その後、
本業の傍ら中学受験についての
情報発信やプライベートレッスンを事業として展開。
日々、精進中。※名前はビジネスネームです。
当サイトではアフィリエイトプログラムを
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こんにちは!中学受験プロ講師の神泉忍です。今回は、「【中学受験国語】覚えるべき三字熟語80語」というテーマで記事をお届けします。
この記事でわかること
- 受験国語で盲点となりやすい語彙分野について
- 三字熟語の勉強のコツ
- 三字熟語として覚えるべき言葉80
- 三字熟語を学ぶのにおすすめのテキスト
【重要なのに…】受験国語で見逃されやすい語彙分野一覧
まず初めに、受験国語で勉強がスルーされがちな分野を4つ紹介します。語彙分野の勉強は以下が主要な分野です。
- 慣用句
- 四字熟語
- ことわざ
- 対義語・類義語
これらの語彙分野学習は、テキストにも頻繁に掲載されているので、多くの受験生が取り組んでいます。しかし、
- 外来語(カタカナ語)
- 「覚えるべき350語」をリストアップした記事はこちら
- 心情語
- 「覚えるべき300語」をリストアップした記事はこちら
- 評論用語
- 「覚えるべき150語」をリストアップした記事はこちら
- 三字熟語
- 「覚えるべき80語」を本記事で紹介します
は学習が疎かになりがちです。それぞれの分野についてより詳しく見ていきましょう。
盲点となる分野①外来語(カタカナ語)
外来語(カタカナ語)は、学習がスルーされがちな語彙分野の代表格です。中学受験の入試の文章は、新書や小説から引用されるので、語彙レベルは、大人顔負けです。したがって、外来語(カタカナ語)も頻繁に本文に登場します。以下、一例です。
本文に登場する外来語(カタカナ語)の例
- アイデンティティ
- コンセプト
- ジレンマ
- プライド
- メディア
- フェイク
このあたりの言葉は、当然のように登場するのが中学受験国語です。文章の難易度が高すぎるという意見もありますが、難しい言葉は不可避的に登場してしまうというのが実態です。多くの受験生は、外来語(カタカナ語)という括りで勉強していないので、その分野をしっかりと暗記できていれば大きなアドバンテージになります。
盲点となる分野②三字熟語
学習が疎かになってしまう分野の2つ目は、「三字熟語」です。三字熟語には、以下のような言葉があります。
本文に登場する三字熟語の例
- 有頂天
- 先入観
- 不可欠
- 自尊心
- 試金石
- 紅一点
- 仏頂面
こういった言葉が三字熟語の例となります。大人であれば、知っているような言葉ですが、小学生にとっては難しそうですよね。これらの三字熟語は、合計で80語ほど覚えておくとよいでしょう。
本記事では、
- レベル分け
- 読み方
- 意味
- 例文
という情報も一緒に載せることで非常に学習しやすい形で紹介しています。
盲点となる分野③心情語
学習が疎かになってしまう分野の3つ目は、「心情語」です。心情語は、心情を表す言葉で、小説読解において必須の知識となります。しかし、多くの受験生は、「心情語」という括りで勉強をしていないので、体系的な知識が脳内に構築できていないです。覚えておくべき心情語は200個ほどで、以下のようなものがあります。
本文に登場する心情語の例
- 自惚れる
- 恐れ多い
- 横柄
- 焦燥
- 引っ込み思案
- 健気
上記が受験に登場する心情語の一覧となります。小説では、こういった言葉を知っておく&書けるようになることが大きなアドバンテージになるので、しっかりと覚えていきましょう。
盲点となる分野④評論用語
学習が疎かになってしまう分野の4つ目は、「評論用語」です。評論用語とは、論説や説明文に特有に登場する言葉を総称したものです。以下のような言葉があります。
本文に登場する評論用語の例
- 資本主義
- 絶対⇔相対
- 普遍的
- 科学主義
- 自由主義⇔保守主義
- 主観⇔客観
こういった言葉は、論説や説明文で頻繁に登場しますが、日常的にはなかなか使わないですよね。論説や説明を正確に読解するためには、評論用語を200語程度覚えておく必要があります。
「読解問題の本文が読めない・わからない」という問題は、知識を補充することでかなりの部分解決することができます。評論用語はまさに「知ってなければわからない」知識の典型といえます。
三字熟語の学習がコスパ良い理由
数が多くない
三字熟語の学習コスパが良い理由は、「数が多くない」ということです。他の語彙分野であれば、100〜300語の暗記が必要になり、学習時間もかかります。しかし、三字熟語は、重要なものを凝縮すると80語ほどしかなく、最短1日でマスターできます。
読解問題/知識問題双方で有利になる
三字熟語の学習コスパが良い理由は、「読解問題/知識問題双方で有利に働く」ということです。文章中に三字熟語が頻繁に登場します。頻繁に登場するがゆえに、文章中の言葉から知識問題にもしやすいのです。三字熟語を知っておくことで、読解の精度も高まり、知識問題での得点確率も上がります。
ライバルが見逃しがちな分野である
三字熟語の学習コスパが良い理由は、「ライバルが見逃しがちな分野である」ということです。入試は相対試験です。得点が確実に可能な問題を正解することが合格する上で大切です。知識問題は、「得点すべき問題」であり、その中でも三字熟語のような「知っていれば正解できる」問題は、非常に美味しい問題になります。
この記事の最後には、おすすめのテキストも紹介しています。
実際の試験での出題のされ方
出題例
実際の試験では
- 本文中に登場する
- 知識問題として登場する
の2パターンが考えられます。どちらも「知っていればOK」というレベル感です。変に難しい形での出題はされないので安心してください。
三字熟語の勉強のコツ
三字熟語の勉強のコツまとめ
- 分野別のテキストで効率的に学習する
- 日常生活とからめて覚える
- できるだけ早期に取り組む
分野別テキストで効率的に学習する
三字熟語の学習の最大のコツは、「分野別テキスト」を用いるということです。というのも、三字熟語というジャンル自体がマイナーなので、通常のテキストではカバーできていなかったり、断片的な紹介に留まっています。試験勉強である以上は、「この分野はこの範囲のみ復習すればOK」という明確な学習範囲が設定されることが望ましいです。
本記事の最後に「三字熟語」を集中的に学ぶことができるテキストを紹介しています。
日常生活と絡めて覚える
三字熟語の2つ目の学習のコツは、「日常生活と絡めて覚える」ということです。三字熟語は、我々の生活に浸透しており、日常的に使用する言葉も多いです。テキストで見た言葉を積極的に日常生活の中に発見していきましょう。
できるだけ早期に取り組む
三字熟語の3つ目の学習のコツは、「できるだけ早めに覚えてしまう」ということです。三字熟語自体難易度は高くない学習分野ですので、小学校低学年から覚えることができます。受験勉強をはじめたばかりだとしても、すぐに取り組める暗記学習です。簡単なのであれば、受験間近でも良いように見えますが、そうではありません。受験国語は、語彙を一通り覚えてやっとスタートラインに立つようなものだからです。語彙を覚えたからといって文章をスムーズに読めて、読解問題に正解できるわけではありません。語彙を覚えたことで、読解問題に挑む前提が揃ったという具合です。ですので、三字熟語に限りませんが、語彙はなるべく早く暗記を終わらせてください。
受験勉強が本格的になった小学校5年生後半以降は、暗記学習を進める時間と余裕がなくなっていきます。
覚えるべき三字熟語80語一覧〜意味&例文付き!〜
基本レベル54語と受験レベル26語の一覧
基本レベルの三字熟語(53語)
- 意地悪 (いじわる)
- 【意味】他人に嫌な思いをさせる行動や態度。
- 【例文】子どもに意地悪をするのは良くないことだ。
- 一挙手 (いっきょしゅ)
- 【意味】一つ一つの動作や振る舞い。
- 【例文】彼の一挙手が観客の視線を集めた。
- 一目散 (いちもくさん)
- 【意味】一つの目標に向かって全速力で進む様子。
- 【例文】犬が吠えると、一目散に子猫が逃げていった。
- 遠近感 (えんきんかん)
- 【意味】遠くと近くの感覚や奥行きの見え方。
- 【例文】この絵は遠近感が見事に表現されている。
- 遠心力 (えんしんりょく)
- 【意味】回転する物体が外側に引っ張られる力。
- 【例文】遠心力を使ったこの遊具は子どもたちに人気だ。
- 価値観 (かちかん)
- 【意味】物事の重要性を判断する基準や考え方。
- 【例文】価値観の違いを受け入れることが平和の第一歩だ。
- 可能性 (かのうせい)
- 【意味】起こる可能性や実現する見込み。
- 【例文】努力すれば、新しい可能性が開けるかもしれない。
- 画期的 (かっきてき)
- 【意味】それまでにない新しい変化や進展をもたらすこと。
- 【例文】この発明は画期的で、業界に大きな変化をもたらした。
- 感受性 (かんじゅせい)
- 【意味】他人や環境に敏感に反応する能力。
- 【例文】この詩は感受性豊かな表現が特徴だ。
- 客観的 (きゃっかんてき)
- 【意味】個人の感情や主観を排して、事実や他者の視点に基づくこと。
- 【例文】客観的に見て、彼の提案はとても現実的だと思う。
- 居心地 (いごこち)
- 【意味】その場所や環境で感じる快適さや気持ちよさ。
- 【例文】このカフェはとても居心地がよく、何時間でもいられる。
- 嫌悪感 (けんおかん)
- 【意味】強く嫌だと感じる気持ち。
- 【例文】彼の態度に嫌悪感を覚える人も少なくない。
- 向上心 (こうじょうしん)
- 【意味】自分を成長させたいという意欲や気持ち。
- 【例文】向上心を持って、新しい資格に挑戦することに決めた。
- 最高潮 (さいこうちょう)
- 【意味】感情や状況が最も高まる瞬間。
- 【例文】コンサートは最高潮の盛り上がりを見せた。
- 細分化 (さいぶんか)
- 【意味】大きなものをより細かく分けること。
- 【例文】作業を細分化することで、効率が大幅に上がった。
- 思春期 (ししゅんき)
- 【意味】心身が成長し、大人へ移行する過程の時期。
- 【例文】思春期の子どもたちは、感情が不安定になりやすい。
- 試金石 (しきんせき)
- 【意味】人や物事の能力や価値を判断するための基準や機会。
- 【例文】新しい環境での最初の仕事は、彼の適応力を試す試金石となった。
- 持久力 (じきゅうりょく)
- 【意味】長時間、物事を続けることのできる能力。
- 【例文】長距離ランナーには持久力が必要だ。
- 深呼吸 (しんこきゅう)
- 【意味】ゆっくりと深く息を吸ったり吐いたりすること。
- 【例文】深呼吸をして気持ちを落ち着けてから話し始めた。
- 親近感 (しんきんかん)
- 【意味】親しい感じや親しみを覚えること。
- 【例文】彼女の話し方には親近感があって、初対面でも安心した。
- 身勝手 (みがって)
- 【意味】他人を考慮せず、自分中心の行動や態度。
- 【例文】身勝手な行動が、チーム全体に迷惑をかけた。
- 正当化 (せいとうか)
- 【意味】行動や考えを正しいと説明すること。
- 【例文】彼の行動を正当化する理由はなかった。
- 正念場 (しょうねんば)
- 【意味】勝負や試練の最も重要な場面や局面。
- 【例文】試合の後半が正念場だ、ここで逆転しなければならない。
- 絶好調 (ぜっこうちょう)
- 【意味】状態が非常に良いこと。
- 【例文】今日の試合では絶好調でゴールを決めた。
- 先入観 (せんにゅうかん)
- 【意味】物事に対して事前に持っている偏った考えや印象。
- 【例文】先入観を持たずに初対面の人と接するのは大切だ。
- 相対的 (そうたいてき)
- 【意味】他の物事と比較して成立する性質や状態。
- 【例文】美しさの基準は相対的で、文化によって異なる。
- 対照的 (たいしょうてき)
- 【意味】二つの物事が著しく異なり、比較がはっきりしていること。
- 【例文】夏の青空と冬の灰色の空は対照的だ。
- 大規模 (だいきぼ)
- 【意味】範囲や規模が非常に大きいこと。
- 【例文】この計画は大規模なプロジェクトの一環です。
- 大黒柱 (だいこくばしら)
- 【意味】家族や組織を支える中心的な存在。
- 【例文】父は家族の大黒柱として日々働いている。
- 着眼点 (ちゃくがんてん)
- 【意味】注目する視点やポイント。
- 【例文】着眼点が面白い提案に、みんな感心した。
- 道化師 (どうけし)
- 【意味】人を笑わせる役割の芸人。
- 【例文】サーカスの道化師が観客を笑わせていた。
- 不可解 (ふかかい)
- 【意味】理解しにくいこと。
- 【例文】この事件は不可解な点が多い。
- 不可欠 (ふかけつ)
- 【意味】必要不可欠で、欠かすことのできないこと。
- 【例文】信頼関係は成功に不可欠な要素だ。
- 不器用 (ぶきよう)
- 【意味】技術や対応がぎこちないこと。
- 【例文】不器用ながらも、彼は一生懸命に手紙を書いた。
- 不気味 (ぶきみ)
- 【意味】なんとなく怖い、異様な感じ。
- 【例文】この場所はどことなく不気味な雰囲気がある。
- 不始末 (ふしまつ)
- 【意味】注意不足や管理の甘さから起きる問題。
- 【例文】火の不始末で大きな事故が起こった。
- 不思議 (ふしぎ)
- 【意味】理解や説明が難しく、普通ではないと感じること。
- 【例文】この場所には不思議な魅力がある。
- 不得手 (ふえて)
- 【意味】苦手で得意でないこと。
- 【例文】不得手な数学を克服するために毎日勉強している。
- 不本意 (ふほんい)
- 【意味】自分の望む形でないこと。
- 【例文】彼の発言は不本意ながらも受け入れざるを得なかった。
- 風物詩 (ふうぶつし)
- 【意味】季節や地域の特徴的な風景や出来事。
- 【例文】秋の紅葉はこの地域の風物詩です。
- 副作用 (ふくさよう)
- 【意味】主要な目的以外に生じる影響。
- 【例文】この薬の副作用について詳しく説明を受けた。
- 包容力 (ほうようりょく)
- 【意味】他人を受け入れる心の広さ。
- 【例文】包容力のある人は、周囲に安心感を与える。
- 放射状 (ほうしゃじょう)
- 【意味】中心から外側に広がる形状。
- 【例文】この図形は放射状に広がっているのが特徴だ。
- 望遠鏡 (ぼうえんきょう)
- 【意味】遠くの物を見るための光学機器。
- 【例文】望遠鏡で月のクレーターをじっくり観察した。
- 万国旗 (ばんこくき)
- 【意味】各国の国旗をまとめて掲げたもの。
- 【例文】運動会の会場にはカラフルな万国旗が飾られていた。
- 無意識 (むいしき)
- 【意味】自覚や意識を持たずに行動すること。
- 【例文】無意識に机を指で叩いていた。
- 無作法 (ぶさほう)
- 【意味】礼儀を欠いた行動や態度。
- 【例文】無作法な態度が、彼の評価を下げてしまった。
- 無造作 (むぞうさ)
- 【意味】丁寧ではなく、気軽で適当に行うこと。
- 【例文】無造作に髪を束ねた彼女の姿が美しかった。
- 無防備 (むぼうび)
- 【意味】防御や準備をしていない状態。
- 【例文】夜は無防備な状態で寝ないように注意している。
- 優等生 (ゆうとうせい)
- 【意味】学業や態度が優秀な生徒。
- 【例文】彼女は常に優等生として周囲の期待を背負っている。
- 有意義 (ゆういぎ)
- 【意味】意味があり、価値があること。
- 【例文】週末のボランティア活動はとても有意義な時間だった。
- 有機物 (ゆうきぶつ)
- 【意味】生物由来の炭素を含む物質。
- 【例文】有機物を含む土壌は植物の成長に適している。
- 留守番 (るすばん)
- 【意味】家を空けている間に家のことを見守ること。
- 【例文】両親が旅行中なので、今日は家で留守番をしている。
- 臨場感 (りんじょうかん)
- 【意味】その場にいるような感覚。
- 【例文】臨場感あふれる映画で、まるでその場にいるようだった。
受験レベルの三字熟語(26語)
- 遺失物 (いしつぶつ)
- 【意味】誤って失くした物。
- 【例文】遺失物が見つかって、持ち主が喜んでいた。
- 有頂天 (うちょうてん)
- 【意味】非常に喜んで気分が舞い上がること。
- 【例文】試験に合格して彼は有頂天になった。
- 白昼夢 (はくちゅうむ)
- 【意味】現実でない空想にふけること。
- 【例文】白昼夢を見ているような気分になった。
- 第一義 (だいいちぎ)
- 【意味】最も重要な意義や目的。
- 【例文】第一義として安全を最優先に考えるべきだ。
- 自尊心 (じそんしん)
- 【意味】自分を尊重し、価値を認める気持ち。
- 【例文】自尊心を傷つけられるような言葉は避けるべきだ。
- 街路樹 (がいろじゅ)
- 【意味】道路沿いに植えられた木々。
- 【例文】街路樹が両側に並ぶこの道は散歩に最適だ。
- 善後策 (ぜんごさく)
- 【意味】問題発生後の解決策。
- 【例文】事故後の善後策が早急に講じられた。
- 好敵手 (こうてきしゅ)
- 【意味】実力が拮抗した競争相手。
- 【例文】彼は長年の好敵手と決勝で対戦することになった。
- 高飛車 (たかびしゃ)
- 【意味】高圧的で横柄な態度。
- 【例文】彼女はいつも少し高飛車な態度を取る。
- 紅一点 (こういってん)
- 【意味】多くの男性の中で唯一いる女性。
- 【例文】男性ばかりの中で紅一点の彼女は目立っていた。
- 模造紙 (もぞうし)
- 【意味】模造された大きなサイズの紙。
- 【例文】発表のために模造紙にグラフを描いた。
- 不細工 (ぶさいく)
- 【意味】見た目が悪いこと。
- 【例文】この絵は少し不細工だが、味わいがある。
- 不養生 (ふようじょう)
- 【意味】健康に気を使わないこと。
- 【例文】不養生な生活を改めるために、早寝早起きを始めた。
- 立往生 (たちおうじょう)
- 【意味】動けなくなること。
- 【例文】雪のため車が立往生してしまった。
- 仏頂面 (ぶっちょうづら)
- 【意味】無愛想で不機嫌そうな表情。
- 【例文】彼は仏頂面で、何か考え事をしているようだった。
- 利己的 (りこてき)
- 【意味】自分の利益ばかり考えること。
- 【例文】利己的な考え方ではチームとして機能しない。
- 門外漢 (もんがいかん)
- 【意味】その分野の専門知識がない人。
- 【例文】この分野については門外漢なので意見は控えます。
- 明文化 (めいぶんか)
- 【意味】曖昧なものを文章で明確にすること。
- 【例文】規則を明文化することでトラブルを未然に防ぐ。
- 副産物 (ふくさんぶつ)
- 【意味】主要な目的以外に得られる結果や物。
- 【例文】この研究は思わぬ副産物を生み出した。
- 生半可 (なまはんか)
- 【意味】中途半端で不十分なこと。
- 【例文】生半可な知識で挑むと失敗することが多い。
- 度外視 (どがいし)
- 【意味】重要でないと考え、無視すること。
- 【例文】コストを度外視して最高の素材を使った。
- 生意気 (なまいき)
- 【意味】年齢や立場にふさわしくない態度。
- 【例文】新入社員が生意気な態度を取って先輩に叱られた。
- 真骨頂 (しんこっちょう)
- 【意味】その人や物の本来の良さ。
- 【例文】緊張した場面でこそ、彼の真骨頂が発揮される。
- 処世術 (しょせいじゅつ)
- 【意味】社会でうまく生きるための知恵や技術。
- 【例文】社会を生き抜くには処世術を身につける必要がある。
- 短兵急 (たんぺいきゅう)
- 【意味】突然で急な状況や行動。
- 【例文】短兵急な変更に対応するのは大変だった。
- 景勝地 (けいしょうち)
- 【意味】景色が美しく、観光に適した場所。
- 【例文】この地域は景勝地として観光客に人気がある。
三字熟語を学べるおすすめのテキスト一覧
三字熟語を学べるおすすめのテキスト1
- 「中学受験×三字熟語」というニッチな学習ができる貴重な学習ツール
- 150語リストアップされている
- ポスター覚えられる
小学校低学年だったり、「ひとまず三字熟語だけ学習したい」という方はこちらのポスターがおすすめですね。
三字熟語を学べるおすすめのテキスト2
- 漢字学習であらゆる論点が網羅されている
- 三字熟語が105語収録されている(テキストP152~158)
- 他の分野も合わせて学習が可能
中学受験勉強をはじめているのであれば、こちらの漢字の要を購入しておけば、他の分野も学習ができるので間違いないです。
おすすめ語彙学習
ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に、「重要なのに見逃されやすい語彙学習の分野」を解説している記事を3つ紹介します。