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【中学受験国語】開成中学校の過去問を徹底分析!|プロ講師が傾向と対策を伝授|おすすめ参考書も掲載!

この記事でわかること

  • 開成中学国語の攻略ポイント
  • 開成中国語対策におすすめの参考書
  • 開成中国語の記述対策について

この記事書いた人「神泉忍」について

  • 2013年から10年以上中学受験指導に携わる
  • 2017年からは、オンライン指導とオフライン指導を並行して実施する私塾を開設
  • 国語と作文指導が専門
  • 中高一貫校専門作文添削塾を運営中 
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    • 全国の中高一貫校の過去問に対応
    • 平均5回の添削で合格力養成プログラム
目次

全体的な傾向

多くの要因が絡まり最難関の試験となっている

開成中学校の入試は、中学受験界の中では最難関になっています。それは国語試験においても例外ではありません。

開成中の国語が最難関試験となる理由

  • ①受験者層がハイレベル
  • ②出題傾向が一律ではない
  • ③奥深い出題文を短時間で読解する必要がある
  • ④記述中心の問題構成である
  • ⑤大手塾が全力を挙げて志望校対策をしている
  • 受験者層がハイレベル
    開成中学校は、首都圏の受験生のトップ層が集まる他、関西の受験生も「星取り受験」として参戦してきます。その他、千葉県の難関校合格者も参戦してきます。というわけで受験者層がハイレベルなのです。合格者平均点と受験者平均点が近い値でせめぎあっていますね。これは、受験者同士の戦いが非常にハイレベルであることを物語っています。
  • 出題傾向が一律ではない
    開成中学校の出題傾向は、毎年変化します。基本的に記述中心であることは統一されていますが、出題文に決まった傾向がなく、「論説」「説明」「随筆」「小説物語」「詩」「グラフ」など多種多様な題材からの出題となります。
  • 奥深い出題文を短時間で読解する必要がある
    開成の出題文は、「難しくて全く読めないのか?」というと、そういうわけでもありません。文章自体は、中学受験国語の中で最難関というわけではありません。ただ、奥深い内容をあつかっています。変に難しいだけではなく、しっかりと考えさせられる文章です。
  • 記述中心の問題構成である
    開成は一貫して記述中心の出題を貫いています。しかも、1つの文章につき、四題程度の出題なので、1問あたりの配点が大きくなります。つまり、「ミスは許されない」。これも開成の国語が難しいと言われる所以です。
  • 大手塾が全力で志望校対策をしている
    開成をはじめ「男女御三家」「早慶」は、大手塾が合格者数を上げたい学校です。中学受験を知らない人達にとってもその辺りの学校は知名度があるので、広告として効果が高いのです。従って、大手塾は総力を結集して、御三家の志望校対策を行っていきます。それだけ、過去問の分析がなされ、ノウハウが一般化しているのです。多くの開成受験生がSSやNNなどの志望校対策を受験するため、ハイレベルな戦いになっていくのです。

小説読解が鬼門

開成国語は、小説の難易度が高いです。その詳細について分析してみましょう。開成は毎年「受験生(小六男子)とは全く立場が異なる人物が登場する小説」を出題しています。

  • 令和04年度(2022年度)
    • 子ども食堂(貧困問題)を題材にした小説
  • 令和02年度(2020年度)
    • クラスの女子グループが主人公の小説
  • 平成30年度(2018年度)
    • キャリアウーマンが子育てに悩む小説
  • 平成29年度(2017年度)
    • 中年男性の人生の逡巡を描いた小説
  • 平成27年度(2015年度)
    • 家庭内DVを受けている子どもの小説
本を読む子ども

このように小学生男子が感情移入しにくい小説が毎年のように出題されます。

試験でのテクニック

基本~標準難易度の設問を確実に得点する

開成中学校の国語の問題は確かに難しいです。しかし、そういった難問をすべてクリアしなければならないのか、というとそうでもありません。「基本〜標準問題を部分点7割確保し、難問は、部分点3割程度確保する」、こういった点数の取り方で、合格に必要な得点は確保できます。基本的には、序盤に配置されている設問の難易度は低いので、そういった設問をしっかりと得点していきましょう。

繰り返し出題されているパターンを理解する

開成の国語であるからこそ、基本的な解法を忠実にこなしていくことが大事です。例えば、「言い換え関係」「対比関係」「因果関係」の読み取りを行い、それを記述に反映するというのは出題されている記述問題にある一貫した特徴です。小説であれば、「本音と建前が読み分けられているか」は繰り返し出題されているパターンです。

論説説明的文章で得点を稼ぐ

小説物語系文章が高度な内容である一方、論説説明系文章は、比較的解きやすいです。論説説明系文章において点数を稼ぐという戦略が有効と言えるでしょう。

おすすめの学習法

国語は小六の春から過去問演習に取り組もう

国語には「未学習分野」がありません。通常の塾のカリキュラムも、小六以降は、過去問並の難易度の読解問題に取り組みます。であれば、「過去問」をやっていきましょう。塾のクラス順位テストや全国模試は、あくまで「手段」です。志望校が決まっているのであれば、過去問を小六春から取り組むことが大切です。過去問に取り組むことにより、日頃の勉強の見え方が大きく変わってきます。過去問の点数も傾向も知らず、ただひたすら塾の宿題や問題をやることに囚われている受験生が多いです。

記述演習は早期から添削を受けることが重要

開成中学校の国語の記述は、「短い文字数で端的に表現する」ことが求められます。近年では、文字数制限を課す設問に変化し、よりスマートな表現を求められるようになりました。開成を志望する場合は、「個別の記述添削指導」を受けることをおすすめします。

塾長 神泉

塾長が運営するオーダーメイド記述添削レッスンはこちら

実寸大解答用紙を使おう

開成中学校の国語は記述問題です。過去問演習の際に重要になってくるのが、「解答欄の広さ」です。実際の試験用紙の解答欄の広さを想定しなければ、「どれくらいの文量を求められているのか」がわからなくなってしまいます。家庭のプリンターで簡単に実寸大の解答欄を再現できるようにした解答用紙がこちら。A4の紙で印刷すれば、自動的に本番同様の解答欄になるように調整しています。無料でダウンロード可能なので、ぜひ御活用ください。

おすすめ参考書一覧

【厳選】開成中学国語試験に最適なテキストまとめ

  • 漢字分野
    • 「サピックス漢字の要」
  • 語彙分野
    • 「中学受験国語の必須語彙2800」
  • 読解技術分野
    • 「【中学受験】合格する国語の授業~説明文・論説文入門編~」
    • 「【中学受験】合格する国語の授業~物語文入門編~」
  • 背景知識分野
    • 「【中学受験】合格する国語の授業~説明文・論説文 得点アップよく出るテーマ編~」
    • 「【中学受験】合格する国語の授業~物語文 得点アップよく出るテーマ編~」

漢字分野のおすすめテキスト

「サピックス漢字の要」がおすすめです。

  • 頻出の書き読み
  • 同音異義
  • 同訓異字
  • 四字熟語
  • 三字熟語
  • 類義語/対義語
  • 筆順/画数
  • 部首
  • 送り仮名
  • かなづかい
  • 音読み/訓読み
  • 熟語の構成

受験で狙われる漢字学習分野が満遍なく抑えられます。開成中の知識問題は、基本的に「漢字の書き取り」が中心です。出題される漢字の書き取り問題の難易度は、標準的です。ですので、この漢字の要の問題を何度も反復して覚えておけば対策はバッチリです。

またかつては、「書き順」などの知識問題が出題されました。幅広い分野を網羅しているこのテキストをやっておけば、出題傾向の変化にも、対応ができます。

塾長 神泉

漢字の要の「パート1」だけをしっかりやっておけば大丈夫です。

語彙分野のおすすめテキスト

「中学受験必須語彙2800」がおすすめです。難易度がABCでランク分けされているので、「中堅校」~「難関校」まで対応できます。2800語も収録されているので、辞書的にも使えます。アウトプット用問題集も発売されているので、こちらで記憶定着も目指していきましょう。

読解技術分野のおすすめテキスト

「合格する国語の授業」シリーズがおすすめです。国語読解法が「体系的に」「わかりやすく」網羅されています。中学受験に特化した読解本なので、小学生にわかりやすく書かれている一方で、専門的に内容が掘り下げられているのが特徴です。開成中学の国語において、「難問」「奇問」が出題されるわけではありません。あくまで基本に忠実な問題が出題されます。かつ、合格点を得点するためには、「基本〜標準」難易度の問題を確実に得点することが大事です。

塾長 神泉

難関校の過去問に対して身構えて難しい問題をできるようにしようとする受験生が多いです。合格者こそ、基本〜標準難易度の問題を確実に抑えています。

背景知識分野のおすすめテキスト

「合格する国語の授業」シリーズがおすすめです。精度の高い読解は、「技術」もさることながら、「知識」も必要です。特に、中学受験は、出題される文章テーマは、小学生になじみのないものばかりであり、日常生活で読解に必要な知識がつくとは言い難い難易度になっています。開成中も例外ではありません。飛び抜けて難易度が高い文章ではありませんが、「小学生が日常生活を送っていれば読める」難易度では決してありません。文章を読むための知識対策が必要になります。おすめはこちらの二冊です。

合格する国語の授業~よく出るテーマ編~収録内容

  • 1コロナ禍
  • 2同調圧力
  • 3利他
  • 4バイアス
  • 5戦争報道
  • 6多様性
  • 7ジェンダー
  • 8アイデンティティ
  • 9気候変動
  • 10マスメディア
  • 11メディアリテラシー
  • 12広告
  • 13オンライン
  • 14SNS
  • 15人工知能
  • 16コミュニケーション
  • 17情報拡散
  • 18ネットいじめ
  • 19合理主義
  • 20効率化
  • 21資本主義
  • 22個人主義
  • 23近代
  • 24固定観念
  • 25西洋と東洋
  • 26伝統
  • 27科学
  • 28東日本大震災
  • 29画一化/多様化
  • 30文明/文化
  • 31共存
  • 32情報化
  • 33自由/責任
  • 34自立/依存
  • 35秩序
  • 36集団主義
  • 37グローバル化
  • 38演技
  • 39芸術
  • 40哲学
  • 41不変性
  • 42障がい
  • 43贈与
  • 44親ガチャ
  • 1曖昧になっていた自分の気持ちと向き合う
  • 2他者の視線に左右されない自分になる
  • 3転校生との出会いにより、自分をあらけ出せる
  • 4新たな自分を発見する
  • 5自分にない考えを理解する
  • 6戦争中の集団心理から抜け出す
  • 7トラウマを克服する
  • 8先入観を持った行動を後悔する/気づきを得る
  • 9自分の至らなさを後悔する
  • 10世の中の常識に相反する/葛藤する
塾長 神泉

「大人が当たり前」だと思っている知識も小学生にとっては未知のものとなっていることは多いです。ぜひこのテキストで、読解に必要な背景知識を補完していきましょう。

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