中学受検専門の作文添削塾を運営するプロ講師がテキストを厳選
2017年から中学受検専門の作文添削塾を運営しております
皆さん、こんにちは!
中学受検専門の作文添削塾
を運営している
神泉忍です!
中高一貫校の作文試験
の合格を
目指す受検生の皆さん
の作文添削を日々行っております。
中学受験専門の作文添削塾「LINEで作文添削」の塾長のプロフィールを見てみる
中学受験専門の作文添削塾「LINEで作文添削」
塾長 神泉忍(カミイズミシノブ)
93年生/慶應義塾大学卒業
難易度の高い小論文試験を課すことで
有名な慶應の入試で小論文科目得点率90%で合格。
その経験を元に、大学時代から中学受験指導を行う。
大学卒業後は、個人事業主として
オンライン・オフライン双方の指導が可能な中学受験指導サービスを起業。
同年に中学受験専門の作文添削塾「LINEで作文添削」のサービスを展開!
中高一貫校の作文入試対策を年間120人以上、
300枚以上の答案を通して行っている。
「10回受けたら10回受かる作文力」
をモットーに作文技術を養成。
オンライン添削システムは多くの保護者様にご好評をいただいている。
私のプロフィールです。
良かったらご覧下さい♪
オンライン添削指導で全国の中高一貫校の作文試験の添削を行ってきました
元々中学受験の国語指導を
行ってきましたので、
通常の国語の指導
と
作文の指導の
共通点や違いなどを
深く分析しながら
授業の品質
を高めてきました。
2017年にオンライン添削システム
を有する
中学受検専門の作文添削塾
を立ち上げて
全国の
中高一貫校の作文添削を
年間100人程度行ってきました。
オンライン添削で場所に縛られず
全国の中高一貫校の作文試験を広く指導すること
ができたのは非常に大きな財産です。
塾なしでも塾ありでも効果バツグンなテキストを一挙紹介!
全国の中高一貫校の作文試験
について知り尽くした私が
今回
「中高一貫校の作文試験対策の神テキスト」
を一挙紹介させていただきます!
テキストを何となく眺めたというレベル
ではなく、
実際の生徒さんの使用感や合否結果を
多くのデータと経験を元に
厳選させていただきました。
作文の考え方に遡って
意図や前提を踏まえて
テキスト紹介していきますよ
まずは作文で求められている力を理解する
作文で求められている力を見誤ると全く点数が伸びない!
作文試験は
「求められている力」
を見誤ると
致命的に点数が伸びない恐ろしい科目
です。
特に
「発想力」
「アイディア」
を試す試験と誤認されている受検生や保護者様は多いです。
公立中高一貫校の試験自体が
積み上げ学習で対策できない性質が強く
作文試験もその特徴
を踏襲しているように見えるのですが、
実態は異なります。
「基本的な文章が書けること」
「基本的な論理思考ができること」
「基本的な出題意図を満たすこと」
ができれば
合格点を超えるようになっているのが
中高一貫校の作文試験です。
突飛な力を求められているわけではありません。
求められる力は
基本的なトレーニングで獲得できるので
ご安心ください。
作文で求められている力について
掘り下げて解説したのが以下の記事です♪
採点要素は大きく3つ
作文試験の採点要素は
大きく3つです。
採点要素 | 配点割合 | 採点ポイント |
---|---|---|
構成 | 20% | 設問に対する文字量の配分/論理構成/出題条件 |
表現 | 20% | 誤字脱字/文法的誤り/作文の作法 |
内容 | 60% | 出題意図を満たした内容か/論理的に説得力があるか |
このページでは
各々の採点要素で
最も重要な考え方を簡単にまとめて解説します!
【構成】〇〇を多く記述する
作文試験では
まず、「構成が適切か」
が採点されています。
構成の型はいくつかありますが、
どの型にも共通しているのは、
「理由説明」パートが全体の8割
を占めるということです。
作文試験では、
自分の意見は端的に短く述べましょう。
そして、
意見自体はさほど点数に影響しません。
意見それ自体よりも、
その意見を支える根拠部分
に文字数多く割かれているかを
採点されています。
【表現】作文の文体をしっかりと習得しよう
作文試験では、
当然ながら
「表現」項目も採点対象となっています。
・原稿用紙の使い方
・誤字脱字
・書き言葉で文章が書けているか
といった要素で採点されており、
小説家のような素晴らしい表現
を求められているわけではありません。
表現の採点は
良いところがあって加点
というよりも
悪い所がなく減点がない
という状態を目指しましょう。
小学生の皆さんが
習得に時間を要するのが
「書き言葉」です。
「話し言葉」
をそのまま文章化してしまう受検生が多いです。
以下の表現に注意して作文練習を進めてみてください。
小学生が思わず使ってしまう口語表現一覧
口語表現 | 正しい表現 |
---|---|
やっぱり | やはり |
全然 | 全く |
全部 | すべて |
一番 | 最も |
絶対に | 必ず |
たぶん | おそらく |
とっても/とても/すごく | 非常に/大変 |
ちょっと | 少し |
いっぱい/たくさん | 多くの |
もっと | さらに |
だんだん | 次第に |
どんどん | 急速に |
やっと | ようやく |
いつも | 常に |
ちゃんと | きちんと/正しく |
だいたい | およそ |
どうして/なんで | なぜ |
どんな | どのような |
どっち | どちら/いずれ |
~けど | ~が |
~から | ~ため |
~たら | ~ば |
~んです | ~のだ/~です |
大人からすると
当然の注意事項ですが、
長文を書き慣れていない小学生にとっては
「書き言葉」はなじみがありません。
作文の練習を始めたての頃は、
「話し言葉」を多用してしまう受検生が多いですが、
根気強く1つずつ修正
していきましょう。
また、適切に「漢字」を使いこなせるということも
習得に時間を要します。
「中高一貫校の作文試験」では
小学校六年生までの範囲の漢字
をマスターしておきましょう。
中高一貫校を受検する場合、
漢字の学習については
先取りで早めにマスターするのが吉です。
学校の学習進度に合わせると
小六の卒業時期と同時に
漢字の学習が終わるように
スケジューリングされており、
そのスケジュールでは
小六までの漢字を作文で適切に扱えるレベルまでは
到達しません。
そこで
漢字については
「中学受験生」の学習進度を参考にすると良いでしょう。
理想は、小五までに小六の漢字学習を修了することです。
私は、
中学受験国語の指導も行っておりますが、
漢字の習得については
「漢検」を活用して、
先取り学習するのがおすすめです。
こちらの記事で漢字学習の方法について徹底解説しております。
【内容】「論理思考×出題意図のくみ取り」で高得点を狙おう
最後の採点要素は
「作文の中身」、
つまり「内容」です。
「合格点をとれる内容」
を安定して考え出せるようにすること」
が最も作文対策で時間がかかり、
かつ、採点の点数としても最も、ウエイトが大きいです。
100点満点で言えば、
60点が「内容」についての配点で占めると考えて良いでしょう。
「合格点をとれる内容」
とは具体的にどんな内容なのか?
「誰にも思いつかないようなアイディア」
「独自性が強く読み手を魅了するネタ」
が書ければ
それに越したことはありませんが、
現実的に難しいですし、
求められてもおりません。
冒頭にも記述しましたが
「基本的な論理思考」
「出題意図のくみ取り」
が出来ていればOKです。
論理思考については
「言い換え」「対比」「因果関係」という3つの軸を
アイディア出しや資料の読み取りで発揮することが求められます。
特に「対比」を使って考えることは、
強く求められます。
後に紹介する「ふくしま式」のロジカルシンキングを
実践できるようにトレーニングしていきましょう。
もう一つの重要な考え方が
「出題意図のくみ取り」です。
最も誤解が多い論点がここです。
設問の指示として
「自由に書きなさい」
「あなたの考えを整理しなさい」
記載があっても、
それは
半分は本音、半分建前です。
本当に自由に考えて良いのであれば
どの作文も「内容」面では満点評価となるはずでしょう。
しかし、実際は異なります。
その理由は「出題意図のくみ取り」
が出来ているかどうかを試されているのです。
出題者がどういったことを意図して問題を作っているかを
分析し、
求められている内容を書き上げる
その過程で自分の独自性を少しブレンドするというイメージです。
あくまで「基本的な文章」を書けるかどうか
を試されているので、
「内容」については既定路線に従う必要があります。
既定路線に従いつつ、
自分の体験談といった独自性を織り交ぜればOKです。
こちらの記事で合格点をとれる内容の仕上げ方について
徹底解説しております。
それぞれの目的ごとにテキストを使おう
さて
ここまで、
「構成」
「表現」
「内容」
という作文の採点項目にわけて
解説を行いました。
ここから先で
テキストの紹介を行いますが、
それぞれの採点項目の実力アップを図れるように
「構成」
「表現」
「内容」
の三軸からテキスト紹介を行います。
目的に合わせてテキストを選んでいきましょう。
~おすすめテキストまとめ~
「とにかく時間が無い」という方はこちら!
ただ中には
「時間が無い!」
「他科目の勉強をせねばならず作文へのリソースは最小限に抑えたい」
「作文は得意なので必要最低限でよい」
という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、こちらの二冊をおすすめします。
勉強法全体のチューニングを行う
中高一貫校の受検対策は
作文だけではありませんので、
全体最適が大切になります。
こちらのテキストで学習戦略全体のチューニングを行いましょう!
作文試験の要所を押さえる
作文試験について
最も端的にポイントを抑えられるテキストはこちらになります。
国語の考え方と作文の考え方を分けて整理し、
公立中高一貫校の出題形式に沿って
学習が進められるようにまとめられています。
コスパよく対策できるのが、この二冊です。
「じっくり丁寧に仕上げたい」という方はこちら!
ここから先は、
時間をかけてじっくり
公立中高一貫校の作文対策を行っていきたいという方向けです。
それぞれの目的に合わせてテキストを紹介していきますね!
思考力を鍛えるテキストはこちら!
作文試験で求められる
ロジカルシンキングを
習得するにはこのテキストがおすすめです。
国語で求められる
「言い換え」「対比」「因果関係」
を小学生にもわかりやすくかみ砕いてアウトプットできるようになっています。
作文と国語はベースの部分は変わらないので、
このテキストで基本的なロジカルシンキングを習得しましょう。
また、公立中高一貫校の作文試験自体、
「国語問題」で問題が半分構成されることも多く、
国語の読解力自体も求められています。
記述力を鍛えるテキストはこちら!
公立中高一貫校作文試験で求められる
「表現力」を鍛えるにあたってはこの二冊がおすすめです。
ふくしま式の「一文力」では、
ロジカルシンキングを徹底した
文章力を養成できます。
文章全体をロジカルに仕上げるにあたっては
論理的な短文が書けなければいけません。
逆に論理的な短文が書ければ
文章全体を自ずとロジカルになっていきます。
小学校四年生以上であれば理解できる内容に仕上がっています。
一般的な作文の作法を学ぶためには、
「公立中高一貫校対策 作文問題 書き方編」
でトレーニングしていきましょう。
ふくしま式の一文力は、
短文に特化しています。
こちらのテキストは、
より公立中高一貫校の作文試験を意識した内容になっています。
原稿用紙の使い方や文法上の留意事項など、
試験で求められる知識は一通り習得可能です。
実践問題で総仕上げができるテキストはこちら!
最後に
総仕上げ用のテキストを紹介させていただきます。
「合格点がとれる内容」
を安定的に書き上げられることを
目標とするのが作文試験です。
その意味で、
一通り作文の考え方を学んだら
後は多種多様な問題でアウトプットしていきましょう。
志望校と似た出題形式の問題に多く取り組みましょう。
自分が苦手だと感じるテーマや形式については
テキストを横断して繰り返し書き出すようにしてみてください。
あらゆるテーマや出題形式を網羅的にカバーしているのがこの一冊です。
序盤は簡単な問題になっておりますが、後半は受検レベルの難易度に取り組めます。
作文に必要な語彙など
かゆいところに手が届くティップス集もGoodです。
全国の公立中高一貫校の作文試験を網羅した通称銀本です。
すべての問題に取り組むというよりも、アウトプット教材として志望校に似た内容をピックアップして、本番レベルのアウトプット演習を行うと良いでしょう。
ここが足りない!はサブテキストで補おう
文章の作法が身につかなくて、所々減点される・・・
原稿用紙の使い方や文法のミス、誤字脱字など、
が直らない場合、このテキストがおすすめです。
小学校低学年の子にも分かるようにイラスト付きで解説されているので、
作文が苦手な受検生におすすめです。
字が汚くて減点される・・・
字が汚いというお悩みも良く頂きます。
丁寧に書くという意味では
意識の程度の問題という風にまとめてしまうこともできるのですが、
長年の指導の経験から
字が汚いという小学生は、
そもそも「綺麗な字」
の書き方を知らないことが多いです。
マス目のバランス感覚や
綺麗な字の特徴などを知識として知っておくことで、
「綺麗な字がそもそも分からない」
という状態から抜け出せます。
習字なども
「綺麗な字とはそもそもこれ!」
という具合に
情報としてインプットするところから始まりますからね。
こちらのテキストで綺麗な字の特徴を着実におさえていきましょう。
テキストを与えるだけはNG!
「できたつもり」にならず何度も復習する
受検勉強の過程で最も恐れるべき敵は
「できたつもり」
です。
本番では
短時間で知識や技術を自由自在に発揮する必要があります。
このレベル二到達するためには、
「何となく知っている」
「テキストを読めば思い出せる」
「ゆっくりやれば解ける」
という油断を徹底的に排除していかねばなりません。
みな取り組んでいる問題集は同じです。
しかし結果は大きく異なります。
丁寧に、かつ粘り強く
自分の知識と技術の定着を図った受検生に
勝利の女神は微笑むのです。
塾や家庭教師をうまく利用する
公立中高一貫校の作文試験では
塾や家庭教師をうまく使いましょう。
作文の書き方や誤字脱字といった採点要素は、属人性が低く、
大人であれば誰でも採点可能です。
しかし、
どの程度の内容であれば合格可能か
といった要素は、
プロに添削をお願いするとよいでしょう。
全国の中高一貫校の作文試験に対応した専門の作文添削塾はこちら
ちなみに、
私は、
中高一貫校専門の作文添削塾を運営しております。
気になる方はチェックしてみてください。
オンライン添削なので、
場所時間関係なく、
全国どなたでも対応可能です。