中学受験生におすすめの文房具を一挙紹介!!
この記事でわかること
- 中学受験でパフォーマンスを最大化させるための学習環境の作り方
- パフォーマンスを最大化するための文房具の選び方
- 学習パフォーマンスを向上させるために買うべき文房具
こんにちは、中学受験プロ講師の神泉忍です。今回の記事では「受験パフォーマンスを向上させる文房具」ということで、中学受験生にぴったりの文房具を紹介していきます。紹介する文房具の中に、「こんな文房具が欲しかった!」「この文房具、買って使ってみようかな!」など、受験生の勉強をサポートできるぴったりな一品があると思いますので、ぜひ最後までお読みください。
ただ勉強道具を紹介するのではなく、「中学受験で求められる勉強のスタイルとは何か」というところから、プロ講師目線で解説していきますね。
文房具の選び方の基準
受験で使用する文房具は、試験当日だけのことではなく、長期的な使い方を最適化して考える必要があります。まず、中学受験に10年以上携わるプロ講師が考える「文房具の選び方の基準」を3つに分けて解説します。
①勉強で安定したパフォーマンスを出せるか
中学受験は、毎日3時間以上の勉強が求められます。したがって、長時間使っても疲れない設計や、書き味の良さが重要です。文房具は、高品質なものだとしても安価で購入が可能ですし、国内外の有名なメーカーから信頼できる品質の商品が多く発売されています。
【こだわりの勉強グッズを使う】
シャーペン、下敷き、筆箱などの勉強グッズにこだわりがあると
勉強に対するモチベーションが上がります。
文房具コーナーで自分が気に入った商品を見つけましょう。— とし@大学受験 (@JukenGLORY) June 9, 2018
②経済的かどうか
文房具は、値段の上限が他の商品やサービスよりも低く、高級な文房具を買ったとしても痛手にはなりません。以下の点を考慮すると、ただ安いものもしくはただ高いものを買うことは控えた方が賢明かもしれません。
ちょうどよい値段の文房具がおすすめである理由
- 毎日使う消耗品である
- 毎日使うため紛失のリスクがある
- 破損した際にすぐに代わりのものを調達できる必要がある
これらの理由により、経済性を重視して購入すると良いでしょう。代わりのものをすぐに調達できるようにするという意味で有名メーカーのものでロングセラーとなっている商品をセレクトしていくと良いでしょう。
記事の後半で「これを買っておけばOK!」という間違いない商品を紹介します。
道具選びでどれだけパフォーマンスが変わるか?
文房具にこだわりすぎることは、手段の目的化となり避けるべきですが、多少の基準をもって選んだ文房具を使うことで、手ごろに勉強のパフォーマンスを向上させることができます。
1日3時間勉強すると仮定した場合…
仮に一日で3時間の勉強をすると仮定しましょう。
- 1週間で21時間
- 1か月で147時間
- 1年で1095時間
これだけの時間を文房具とともにすごすことになります。逆に、使いにくい道具を使うと、無駄なストレスや疲労が溜まり、勉強の質が低下します。受験勉強全般において、どれくらいの時間を投下するのか、どのくらいの点数向上が見込まれるのかといった定量的なデータに目を向けるようにしましょう。その意味で、中学受験生には、「時間」を意識して問題にあたるように教えています。
ちなみに時間管理の重要さとおすすめの腕時計はこちらの記事で!
受験のパフォーマンスを上げるためにやった方が良いこと!
文房具を選ぶだけでなく、それを最大限に活かすための工夫も重要です。以下では、具体的な対策を紹介します。
学校・家庭用・塾用の三つの筆記用具を用意する
筆記用具は、「学校用」「家庭用」「塾用」の3つを用意するのがおすすめです。筆記用具は、地味に堆積があり、一つしかないと常にそれを持ち運ぶ必要が出てきます。よく勉強する3つの場所には、各場所に筆記用具をあらかじめおいておきましょう。
- 筆記用具を忘れる
- 筆記用具を紛失する
- 筆記用具をいちいち持ち運ぶ
こういった心配から解放されるので非常に、楽になります。
筆記用具はできるだけシンプルにする
文房具は、多くのものをいれたくなりますが、「極力」シンプルにしましょう。ボールペンであれば、「赤・青・黒」のみで管理するのを推奨します。蛍光ペンも色の数は、2色までです。
筆記用具をシンプルにすべき理由
- 筆記用具はあくまで道具であり道具をそろえることに意識を向けないようにする
- 色分けルールなどは最終的にうやむやになることが多いので、最初から色分けはシンプルにする
- 机に並べる筆記用具の数を少なくして、作業をしやすくする
筆箱を見れば勉強がわかる。昨日、久しぶりに息子の筆箱を見てみると悲惨な状況。シャープペンの芯は空っぽ、えんぴつも芯が無く、消しゴムはバラバラで、ボールペンはバネが無くなり再起不能。落ち着いた勉強はできていないと思います。勉強は筆箱の整理から、です。#中学受験 #灘中不合格からの道
— 2022中学受験 灘中 不合格からの道 (@mezasenadachuu) July 9, 2022
机周りを整理整頓する
机の上は、勉強していないときは原則「何もない」状態にすることがおすすめです。勉強机が雑然としていると勉強の作業に取り掛かるのも遅くなります。筆記用具の数を増やさないことと関連しますが、勉強している時は、何もおいていないきれいな状態にしておきます。そうすることで、掃除もしやすくなり、清潔な机を保つことができます。
ハイチューの包み紙、分解されたシャーペン、液晶が割れたスマホ、カバーがどっかいったマンガ本等が散乱する息子の机の上を見てると、サイコパスが家に住んでるようで怖くなる。
子供に5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)を一週間で叩き込んでくれる強化合宿とかあったら、冬休みとかにブチ込みたい。— 無印良田@2024中学受験終了 (@akikazegojougen) October 21, 2022
椅子と机で勉強する
少数派ですが、まれに「床座りスタイル」で受験勉強をしている子がいますが、机と椅子に切り替えましょう。身体への負担が軽減されますし、集中力も続きます。
ちなみに、椅子と机で勉強することの重要性はこちらの本にも書いてあります。
おすすめの文房具リスト
最後に、特に中学受験生におすすめの文房具をリストアップします。
えんぴつ
シャープペンシル
消しゴム
ボールペン
蛍光ペン
定規
タイマー
時っ感タイマーが良すぎて2つ目ほしい🥰
「今から1時間勉強するぞ!」というときや、「15分だけがんばってみようかな」というときに親子で使ってる✨#タイマー#勉強法 #時っ感タイマー pic.twitter.com/P5bsAfZ9sD— わた@中学受験2024終了 (@tawa_study) March 30, 2023
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